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キチン・キトサンと健康~カニ殻キチン・キトサン講座

2001年5月12日(土)、東京YMCAホテルで「第103回キチン・キトサン協会定例研修会」が開催された。奥田拓道氏は講演「キチン・キトサンと健康」の中で、キチン・キトサンが抗ガン剤の副作用を軽減することを報告した。(「キチン・キトサン協会誌」Vol.58より)

キチン・キトサン協会理事長
熊本県立大学環境共生学部環境共生学科
栄養指導研究室 教授 奥田 拓道

医療の変化が進行しつつある / プラスに荷電した食物繊維、世界中でキチン・キトサンだけ / キチン・キトサン、抗ガン剤の副作用を軽くする / キチン・キトサン、有意にリンパ球の減少がなくなる / 抗ガン剤、NK細胞やT細胞の働きも低下 / 食塩のナトリウムと塩素、どちらが血圧に関係するか / キチン・キトサン、塩素を体外に排泄 / 食塩を摂ると血中の塩素が上がり血圧が上がる

医療の変化が進行しつつある

現在は、革命とでも言えるような医療の変化が進行しつつある状況です。今までは、外科手術や抗生物質を使って、病気を治療するのが医療の中心でした。

ところが、生活習慣病、ガン、2型糖尿病、動脈硬化、高血圧、リューマチ、アトピーは、外科手術でも完全に良くなるという訳にはいきませんし、抗生物質のような特効薬がある訳でもないという事になると、予防せざるを得ない状況になった訳です。

ところが、予防になりますと、食事と運動が中心になりますが、食や運動についてはお医者さんは教育を受けていない訳です。私は医学部の教員として、24年間愛媛大学の学生に教えて来ましたが、その問、栄養と運動の講義をすべきだと提唱しまして、実際に機能栄養学の講義を医学部の学生にも開講したのですが、国家試験に出ないから7~8人しか受けに来ない訳です。

ところが、時代は、生活習慣病の予防にどんどん傾いて、医療の中心に生活習慣病の予防が躍り出て来つつあります。栄養と運動だけではありません。

今まで軽視され、無視されて来たキチン・キトサンを始めとする栄養補助食品、栄養と運動を補う意味の健康食品でありますが、医療の中心に躍り出ようとして来ている。そういう時代の流れに今まで医療を担って来た医師が取り残されつつある状況が起こっている訳です。

この状況は今に始まった事ではありません。ちょうど明治維新の時も大変な医療の革命がありました。有史以来江戸時代までは、漢方医が医療の中心を担っていました。鳥羽、伏見に始まる戊辰戦争で、鉄砲傷や刀傷を治療出来る蘭方医が大活躍しました。

それを見た明治の元勲達は漢方医ではなく西洋医学でなければいけないという事で、東京大学医学部にはドイツ医学、慶応大学医学部や慈恵医大にはイギリス医学が導入されました。医療の革命を起こす時には、それまでの医療の提供者が医療の革命を起こすのではないという事です。

従って、今起こりつつある医療の変革、外科手術に相当する明治維新の医療の変化、"外科手術が出来なければ"というのに相当するのが、"生活習慣病の予防が出来なければ" が、これに相当します。

今医療を担っているお医者さん自身が変わる事は絶対にありません。管理栄養士さん、運動療法士さん、心のケアを行うケースワーカーの方々が、医療の中心に躍り出て、お医者さんと一緒にチームを作ってのチーム医療が現実のものになって行くだろうと思いますし、そういうものを補っていく健康補助食品が、益々社会から注目される存在になって行くと思われます。

プラスに荷電した食物繊維、世界中でキチン・キトサンだけ

その中でキチン・キトサンは、科学的で一番西洋医学のお薬に近い健康食品です。構造がはっきりしているからです。漢方の中で代表的な生薬と言われている薬用人参、高麗人参ですら何が本当に効くのか議論の最中です。

それに比べれば構造がはっきりしているキチン・キトサンは、効能効果、機能性を科学的に説明出来という意味で、非常に西洋医学のお薬に近いという事が言えます。

カニやエビの甲羅にあるキチンは、アセチルグルコサミンが5千個くらい連なったものですが、これをアルカリ処理すると酢酸が外れてグルコサミンになります。

全部なる訳ではなく20%くらいは、アセチル基がくっ付いた状態で残っているものがあり、それで出来たものをキチン・キトサンと呼ぶのが正確な呼び方になります。キチンの部分が20%以内、キトサンの部分が80%以上あるのが、キチン・キトサンであると日本健康・栄養食品協会は認めています。

胃の中にキトサンが入ると酸性になります。また十二指腸や小腸も弱酸性ですので、NH2がNH3になりプラスになる、NH3+がキチン・キトサンの機能性、健康にとって大事な機能を発揮します。プラスに荷電した食物繊維は世界中でキチン・キトサンだけです。他はマイナスか中性です。

プラスになる事によって色々な健康に好ましい現象が起こります。1つは、ダイオキシンを吸着して糞中に排泄してくれる作用がある。なぜかと言いますと、ダイオキシンは、塩素が4つ付いてマイナスに緩く荷電している。マイナスも非常に弱くなっている。そういう所でプラスの部分と吸着して、キトサンと一緒に糞中に排泄されて、食品の中に含まれているダイオキシンを体外に排泄してくれる効果があります。

キチン・キトサン、抗ガン剤の副作用を軽くする

また、キチン・キトサンが抗ガン剤の副作用を軽くしてくれる、ということがあります。抗ガン剤5-FU(5-フルオロウラシル)という口から飲む抗ガン剤があります。

フルオロはフッ素の事です。フッ素も塩素と親類でマイナスに荷電して、塩素とよく似た性質、むしろ塩素よりも強いマイナスを持っているのがフッ素です。

ところがフッ素は単独ではなく、ウラシルの管を巻いている所にフッ素が結合している。そうしますと、ダイオキシンは塩素が4つ結合していましたが、ダイオキシンと同じようにフッ素も結合していますので、マイナスが非常に弱くなっています。

弱くなっていますがマイナスの傾向にある訳です。しかし、ダイオキシンは塩素が4つ結合してかなり強くキトサンの部分に結合出来るのですが、フッ素は1個ですから非常に緩くキトサンと接触している。

キ卜サンと5-FUという抗ガン剤が出会っても糞中に排泄される事はありません。ゆっくり吸収される効果がある。

抗ガン剤ですからせっかく飲んだのに糞中に排泄されたら困る、むしろ、全て吸収されなくては困る。だがドカっと短時間で吸収されると大変な副作用が出て来る。30分で吸収されると副作用が出るが、3時間掛かってゆっくり吸収された場合は何にも副作用が起こらない。

単位時間内に吸収される抗ガン剤の量が少ないから、それだけ副作用が少ない。少なくしてくれる秘密が、キトサンのプラスの荷電とフッ素のマイナス部分が緩く接触して吸収が遅れる訳です。

キチン・キトサン、有意にリンパ球の減少がなくなる

5-FUはDNA、遺伝子の合成を阻害したり、RNAの合成、機能を障害したりしてガンの増殖を抑える訳ですが、困った事にガンと同じように増殖盛んな小腸などにある吸収上皮細胞、毛根細胞、白血球、骨髄、リンパ球もガン細胞と同じようにみんなやられてしまう。

従って下痢や白血球の低下や脱毛、リンパ球の低下で免疫機能の低下が起こって来ます。5-FUを放射能でラベルしておきまして、経口的に口からネズミに5-FUだけを投与させた場合は急激に上がり、キチン・キトサンと同じ量の5-FUをやると急激に上がらず、ゆっくり吸収されて行きます。

一番高い濃度の半分になる時間を見ますと、30.9分で最高になった濃度の半分くらいの濃度になります。キチン・キトサンを入れると59.6分という事で濃度が半分になる時間が約倍に延びて、ゆっくり吸収されています。

取り込まれた抗ガン剤の総量(AUC)が、5-FUだけを投与した場合は168.5ngに対して、キチン・キトサンを一緒に投与した場合は159.2ngです。

キチン・キトサンを入れた場合にも抗ガン剤が身体の中に吸収される量は変わらない。吸収されるスピードは倍以上ゆっくりになり、しかも急激に吸収されない。ガンに対する効果は落とさず、副作用だけを軽くする不思議な働きがキチン・キトサンにあります。

小腸の吸収上皮細胞は分裂が盛んな細胞ですが、5-FUを投与するとジュ毛の形がなくなってしまう。ところが同じ量の5-FUにキチン・キトサンを一緒に投与すると形がちゃんと残っている。

従って、下痢を引き起こさない状況にしてくれるのがキチン・キトサンです。直接5-FUが高い濃度でジュ毛に働くのを阻止してくれている訳です。

砂糖を分解するシクラーゼという消化酵素が小腸の粘膜にあるのですが、5-FUをやると下がります。しかしキチン・キトサンと同じ量の5-FUをやった場合には有意に上がり、5-FU単独よりも確実に上がっている、障害が少ないという事です。

白血球の減少は、抗ガン剤治療につきまとう事で、この為に肺炎に罹り易いなどという事態が起こるのですが、5-FUという抗ガン剤をやると白血球が下がります。

ところが同じ量の5-FUに対して、キチン・キトサンを入れますとほとんど白血球の低下はみられない。基本的には5-FUという抗ガン剤とキチン・キトサンを一緒に飲む事によって白血球の減少はほとんど起こらない。

脾臓にあるリンパ球も減少します。ところが、キチン・キトサンを入れると統計的に有意にリンパ球の減少がなくなっている。ゆっくり5-FUを吸収させるからです。

抗ガン剤、NK細胞やT細胞の働きも低下させる

ガン細胞は、私たちの体に毎日5千個ずつくらい出来ていると言われています。にも関わらずガンになる人とならない人がいるのは何の差なのか。

それはガン細胞が出来るのに差があるのではなく、出来たガン細胞をちゃんと殺してくれる、処理してくれる、警察官の役割をするNK細胞やT細胞と言われるリンパ球が強く働くからなんです。

出来たガン細胞を殺してくれる作用が強いとガンにならない、弱ってくるとガンになる。この差はガンに対する抵抗力にある訳です。

ガンを殺す抗ガン剤は、NK細胞やT細胞の働きも低下させる、つまりガンに対する抵抗力を落とす。抗ガン剤だけですとガンは殺すが人間のガンに対する抵抗力も落としますから、ガンが出来易いという状況が有り得ます。

一番理想的なのは、ガンだけを殺して、人間のガンに対する抵抗力はそのまま維持している事が望ましい。5-FUにキチン・キトサンをやりますとこの様にNK細胞やT細胞の数を落とさない状況が出現する訳です。

その時のガンに対する効果は、抗ガン剤を入れない場合は、重量が1.2gあり、それが5-FUによって0.45gになり、ガンの縮小がある訳です。

5-FUとキチン・キトサンを一緒にやった場合は、5-FU単独よりさらにガンに対する効果、ガンを小さくする働きが強くなっているという事が分かります。

正常な細胞に対しては、キチン・キトサンと5-FUという抗ガン剤を一緒にやると濃度が低いので、副作用が少なく、白血球、リンパ球、NK細胞の減少はない訳です。ガンに対する作用が弱くなると思われがちなのですが、5-FUは元々ガン細胞に集まる性質を持っています。

しかもガンに対する効果は、濃度が高ければ高い程ガンを殺す働きは強い。ところが、必ずしも濃度が高くなくても、低い濃度であっても長時間働けば同じ様な効果がある、高い濃度の抗ガン剤と同じ様な働きがあると証明されています。

例えば、1000μg/m l という単位の5-FUを百万のガン細胞に30分作用させますと、百万個が十万個になる。ところが、千分の1の低い濃度(1μg/ml)の5-FUを百万個のガン細胞に48時間作用させると、百万あったガン細胞がゼロになる。濃度が千分の1であっても作用する時間が長い程よく効く。

この様に5-FUの濃度が低くなっても良く効いているのは、作用時間が長いからです。ガン細胞に対しては、抗ガン作用を増強するにも関わらず、副作用は軽くする事になる訳です。

食塩のナトリウムと塩素、どちらが血圧に関係するのか

私がキチン・キトサンの研究に取り組んだきっかけになったのは、水産庁の依頼でキチン・キトサンと食塩の問題を手がけてからですが、そこで7-8年前に明らかにした事実をなかなか社会が認めてくれない。

なぜ認めてくれなかったのか、簡単にお話します。栄養食糧学会という日本の栄養学をリードしている学会雑誌に論文が採用されました。

それは、食塩の害をキチン・キトサンが防いでくれる、食塩の害の元になるのはナトリウムではなく塩素である事を証明した論文です。この論文が出る事で認めてくれるようになるだろうし、日本の行政も対応を変えざるを得なくなるだろうと思います。

これは、食塩の摂取量が増えると高血圧の発症があると、1960年、1988年の調査でも分かっていました。食塩は、ナトリウムと塩素からなるのですが、どちらが血圧に関係するのか、簡単に解明出来ると思えて、これがなかなか簡単ではありません。

ナトリウムを単独に動物に投与する、塩素を単独に動物に投与する事が可能ならば話は簡単ですが、ナトリウムの単独というと金属イオンなので水に触れたら爆発してしまう。

塩素ガスも猛毒なので単独では出来ない。ナトリウムの単独の問題は、クエン酸ナトリウム、リンゴ酸ナトリウム、グルタミン酸ナトリウム、アスコルビン酸ナトリウム、こういうナトリウムを何かにくっ付けてやるしかない。

塩素は、塩化カリウム、塩化カルシウム、リジン塩酸塩、アルギニン塩酸塩のように何かにくっ付けて塩素をやるしかない。ですが、くっ付いたカリウム、カルシウム、リジン、アルギニン、リンゴ酸、クエン酸が血圧に関係するんです。

どう関係するかと言うと、血圧が上がり易いネズミを使い実験しました。NaCl食では血圧が上り、リンゴ酸ナトリウム、クエン酸ナトリウム、リジン塩酸塩、アルギニン塩酸塩では上がらない。

ナトリウム食も塩素食もどっちも上がらない。となるとどちらかが上がらなければいけないのに上がっていないという事は、塩素やナトリウムにくっ付いたものがはっきりしたデータを出すのを邪魔していると考えるしかない訳です。

キチン・キトサン、塩素を体外に排泄

そこで動物に投与するのは、あくまでもNaClでやり、それと同時に、アルギン酸をやってナトリウムを吸着して排泄するもの、キチン・キトサンをやって塩素を吸着して排泄するものそれぞれを実験を行いました。

糞中に排泄する訳ですからどちらに効果があるか、これで見れば一番良いと考えたのが1つのアイデアで、水産庁での研究発表になりました。

NaClは身体に入るとNa+とClになります。Clはキトサンのプラスと結合して糞中に排泄します。Na+はアルギン酸と吸着して糞中に排泄します。塩素を排泄させた場合とナトリウムを排泄させた場合、どちらが血圧が上がるのか。

3%の食塩をやると血圧が上がります。3%の食塩にアルギン酸では、ナトリウムが糞中に排泄して、塩素が身体の中に入って行く状況ですが、血圧は、食塩単独と全く変わりません。

ところが、3%の食塩に5%のキチン・キトサンをやった場合には、有意に血圧が下がりました。この場合には、塩素が排泄されてナトリウムが入って行く時には下がって行きます。だから塩素を体外に排泄する事によって食塩の害が少なくなる。

次に、日本人には脳卒中が多いという事が問題になっていますが、脳卒中の発症という事で確認してみます。3%の食塩をやりますと10週間目には9匹中9匹が脳卒中になっていました。

ところが、3%の食塩にキチン・キトサンを5%入れますと、9匹中2匹しか脳卒中にならない。有意に脳卒中の発症が予防されている。アルギン酸の場合は9匹中6匹で、統計的に有意差が出ない、低い傾向にはあるが、有意に落ちたという事にはならない。

という事は、キチン・キ卜サンの場合は、糞中に塩素が排泄されている訳ですから、塩素を身体の外に排泄する事によって脳卒中の発症が抑えられる。

アンジオテンシンⅡと呼ばれる血管を収縮して血圧を上昇する物質が、塩素によって沢山作られ、その為に血圧が上がる。その塩素をキチン・キトサンが排泄する事で血圧が上がらない。

塩素はどういう仕組みで上げるかと言いますと、アンジオテンシン転換酵素の働きを強める。アンジオテンシンⅠは血圧とは何の関係もない物質ですが、これをⅡに変える、血圧を上げる物質に変える酵素がアンジオテンシン転換酵素です。

これは血中に沢山あります。この酵素の働きを強めるのは塩素です。塩素がアンジテンシン転換酵素の働きを強めるという事に関して大変大きな問題がありました。

アンジオテンシンI はアミノ酸の連なったペプチドで、ヒシツジンとロイシンなどが10個ありまして、アンジオテンシン転換酵素(ACE)によって切り離され、アンジオテンシンEを作って血圧を上げる。

塩素はACEを活性化する。ところが、ACEやアンジオテンシンI 自体が高価で扱いにくいものですから人工基質を使って我々は実験をした訳です。

食塩を摂ると血中の塩素が上がり血圧が上がる

人工基質を使ってACEを測定すると、塩素の量を上げて行くと100mM( ミリモーラー)でアンジオテンシン転換酵素の働きが強まるのに、アンジオテンシンI を使って塩素を作用させると100mMで、活性が低下するのです。実際に血中にある90や100の塩素濃度では活性が下がるんです。

食塩を食べると塩素濃度が上がるからアンジオテンシン転換酵素の活性が高まって血圧が上がると説明していました。ところが、アンジオテンシンI を使うと下がってしまい、理屈が合わないんです。これが非常に大きな問題だった。だから、我々のデータに対して信用出来ないと専門家は考えた訳です。

実際に我々の体の中にあるアンジオテンシンIというのは、ここで使っている濃度の1億分の1くらいという物凄く低い濃度です。そこで200、100 、50、20μg/ml と段々濃度を下げて行く。

実際、血液の中の濃度はこれの10億分の1くらいの濃度ですからまだ下げ足りませんが、下げるに従って塩素濃度100mM付近で下がらなくなって上がる傾向が出て来たのです。

そこでアンジオテンシンI の濃度を200分の1にすると上がるんです。90mM から120mMくらいにかけてアンジオテンシン転換酵素の活性が上がります。

ところが200マイクログラムだと30mMくらいでトップになって高くなりそれから下がる。実際の濃度は低く、低くなればなるほど上がって行く。

結果的に、食塩を食べると血中の塩素が上がって、塩素がアンジオテンシン転換酵素の働きを強めて、血圧を上げる事になるという事は正しかった事が分かったのです。

そこでもう1回確認しました。食塩を沢山含む食事をさせて、血中のナトリウムを計るとナトリウムは変化しない。ところが塩素は確実に上がる。

アンジテンシン転換酵素も有意に上がっている事が分かり、以前人工基質を使ってこういう結果を発表したのですが、人工基質ではいけないという反論がありました。

実際に生体にあるアンジオテンシンIなんだ、塩素では上がらないという反論があった訳ですが、それに対して、アンジオテンシンIの濃度を低くしていけば、人工基質と同じ様に上がる、塩素によってアンジオテンシン転換酵素の働きが強まるんだという事をやっと証明して、栄養食糧学会誌に掲載出来たという訳です。


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